#386 ミッドライフ・クライシス
突然ゴーストのように現れるニュースレター「リベルタス」ですこんばんはお元気でしょうか。久しぶりすぎて何を執筆すればいいのか、完全に迷い子になっております。
最近の心境を綴った回帰Φ瑠を配信しました。
最近の心境
このニュースレターの趣旨は、以下のようになっているのですが
永遠の中二病的自由主義でコラムをお送りするニュースレター＆ポッドキャストです。ポッドキャストは、「無限塔の秘密」と連動してお送りいたします。
会社員を辞めてなりわいをつくること・テクノロジーを活用すること・溺愛しているカルチャー・自己内省などについて、秩序と混沌の間からお届けします。
社会制度が作り出す秩序と、激情エネルギーが爆発している混沌。私にとって、その中間クラスタが一番心地よく生息できる空間です。秩序と混沌を混ぜあわせ、ニヤニヤしてしまう瞬間を作り出すことを志しています。そのために様々な世界へ越境し、人びとと出会い、見聞きしてきたことから、言葉を紡いでいます。自分の趣味趣向があたかも特殊かのように自尊心をこじらせてこのように書いてはいますが、ごく平凡でミーハーな人間です。
#知ってる
と改めて自覚したのも、中年の人々がよく陥るコレに、今まさに囚われているからなのです。
「ミッドライフ・クライシス」
一般的に中年期（30歳後半から50歳代）に経験する心理的な不安。多くの人がこの時期に人生の意義や自己実現について深く考え、時には大きな変化を求めることがある。
主な原因としては以下の通り
人生の振り返り
過去の選択や成果を振り返り、後悔や不満を感じる加齢の実感
自身や周囲の人々の老化を目の当たりにし、健康や体力の衰えを感じる自身の役割の変化
子どもの独立やキャリアの停滞、親の介護などの生活環境の変化未来への不安
これからの人生の計画や目標が不明確で、将来への不安を感じる
よく読んでみたら、全て完璧に当てはまっているので、今、一人で笑ってます。こういう状況とタイミングが絡み合って一気にやってくると、そりゃ不安定になるのも仕方がありません。つい数年前から兆候はあったのですが、今のように重く感じませんでした。最近になって急に来てしまったクライシス。私もやはり普通の人だった。
#知ってた
私の特性の大筋は楽観主義（なるようになる主義）な人間だと思っています。自己紹介欄にはいつも楽観主義を匂わせていました。ただし委細をリスクチェックするとかは徹底するのですが、大筋で楽観主義というタイプです。詰めが甘いとも言います。これまでは本当にそうだったので、磊落を売りにしていたし自分でもそこに軸足を持っていたのですが、そんな私ですら言いようのない不安を感じてしまうので、私以上に不安に苛まれている人は実は多く潜在しているんじゃないかと想像します。わたし今絶賛クライシス中です！と表に出さない人のほうが多いと思うので、知らない・気付かないだけではないでしょうか。
この中で一番大きいのは、「体力の衰え」。体力があれば、ちょっとやそっとの困難や不安を跳ね除ける気力も出てきそうなものですが、体力が衰えるとこんなにパフォーマンスに影響するんだと愕然としています。もうこれが非常に大きい気がしています。
わざわざニュースレターで書くことでもないのですが、どう考えても健康第一・体力超大事、です。今わかっても遅いけど、何にもしなくてもどうとでもなった時代は終わりを告げたので、それを直視して、自分のライフポートフォリオを強制的に変えないといけないと、ちょっと焦っています。
そんなときに、ダイエットのライザップじゃなくて、そういう「生き直しに模索する」生活にコミットする伴走サービスあったら、ちょっと流行る気がする。例えば、ついつい余った時間に溜まった仕事をしちゃうところを強制的にストップしてくれて、読書しましょう！ウォーキングしましょう！家族と話しましょう！とか指示してくれたりするやつ…。なんかそうでもしないと、私はダラダラと前例踏襲をしちゃうんですよね。
死海で浮きたい。
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