GW真っ只中、世間は楽しそうです。特に旅行とか行く約束なんてないそんな人生にも慣れて、なんとも思いません。このGWで私は中学英語を勉強しなおしています。もうこの歳になると勉強も娯楽の一つとして数えたくなってきます。
なお、今回の火曜回帰で例文を取り上げており、聞き取りづらいと思うので下記にも書いておきます。
「I have some conflicts today, not entirely sure when I can join」
→「I have some conflicts today, and I am not entirely sure when I can join.」
これはまだいいほうで、もっともっとわかりづらい「カンマスプライス」に悩まされています。翻訳ツールにかければいいのですが、わかりづらい英文って使ってる単語がシンプルすぎるがゆえに、理解できそうでいて実は記号のようにしか見えないので、辛いです。
間違った英文法がストレスだわーと呑気に話しましたが、聞く人によっては「外資をなめてる」とか「英語できないヤツは去れ」と思われても全く仕方ない内容だと思います。外資系企業の生存競争は熾烈なので、一個一個の英語のメッセージの文法が正しくないとか独り言を言ったところで生産性は一ミリもあがりません。そんなところにエネルギー費やしてる場合ではありません。
でも、こんなこと言う暇人もいないだろうと思ったので敢えて語ってみました。
よく噂に聞いていた外資系あるあるの話で、「英語のコミュニケーションだけが達者で仕事はからっきしな人が出世する理不尽さ」というのがあります。今ならそれもうなずけます。特に営業のように成績が数字で見えにくい職種の場合、外国人上司に気に入られる能力だけで出世できてしまうケースがあるのも仕方ないかもしれませんね。営業は数字がすべてなので、本当にシビアです。
外資系の商品(いわゆる超舶来品)を日本にロールアウトするのはとても大変です。日本人および日本市場はハイコンテクストで、その構造特性は海外からみたら意味がわからないだろうし、現場スタッフから抵抗が起きてプロジェクトが頓挫したりするのも、おそらく海外の人にとっては意味がわからないと思います。しかし日本ローカルで売上を立てるためにはそのコンテクストと地道な戦いをしているわけですが、「日本人は非合理なことばかりして、一体何をしているのかわからない」と思われるのが関の山。何をしているのか、説明しても、伝わりません。だいたいしかめつらされます。説明する英語もたぶんくどいし(笑)。
英語はロジカルにしないと言語として成立しづらい。そのため、この込み入った状況を海外の人に説明するときには、因果構造をシンプルに組み立てなくてはいけません。構造をシンプルに整理しようとすることは、すなわちハイコンテクストの言語化に等しいため、そこにつまづいたとき、日本の社会構造が全然見えていなかったなということに気づいて、未熟さを思い知ることもできたりします。日本を否定するつもりはまったくないのですが、「なぜこうなってるのか」を海外の人に伝えるのに十分なほど、理解と咀嚼はできていません。
その構造化が自力でできるようになり、英語力がついてくれば、グローバル企業で働く上で無敵のような気がしてきました。たぶん、そこそこ大きめの外資系企業の日本法人トップ(英語だけ出来る人じゃなくて本当のトップw)の人って、そんな感じなのでしょうね。
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