今更ですが、「鬼滅の刃 無限列車編」をちゃんと見ました。TVアニメ版をNetflixで見たのですが、「途中でアイキャッチの切れ目があるから集中できないよ、劇場版を見るべきだよ」とガチファンに注意喚起されたものの、なるべく一気呵成に見るように努めました。
私は鬼滅の世界観に対して未消化なステータスです。一話ごとの情報量が多い。キャラクターの数ものっけから多い。ストーリー展開の間にある「笑い」のテンポがなじめない、そもそもキャラクターの名前が難しすぎて、書けない(と思ったら、Google日本語入力で普通に変換してくれて笑いました)。
そんな低レベルな状態ですが、感想文を書いて送らないといけないので、こちらにドラフティングしたいと思います。
作品の感想文を書くのは昔から苦手なので、箇条書きです。
永遠の命vs限りある命の構図は本当に昔から沢山あるが、これだけ使われてもまだ使われるということは、生命とは何か、生きるとは何か、というテーマはいつの時代も人間が考えざるを得ないことなのだろう。それだけ命を粗末にしている社会に対し、子どもの頃からある種啓蒙しているかのような、警笛的な意味もあるのかもしれない。
「強く生まれた恵まれし者は、弱き者を守らないといけない」という美しい使命を最後に本気で背負う姿、眩しくて直視できない。それほどに己が腐ってることを自覚せざるを得ない。
自分の世代で思いを遂げることに躍起になりながらも、それが叶わぬとわかったときに、次世代に思いを託すことを最優先し自らの命は非優先にする。そんなことできるか。「オレはオレの責務をまっとうする」って言えるかね。
最後、猗窩座が闇の中に逃げていくときに、「逃げるな!」「お前の負けだ!」と叫ぶも、猗窩座側は言葉の意味がわからない。逃げてないし、一体何に負けたのかわからない。こういう勝ち負け矜持のすれ違いというのは現実社会に結構ある。
思い返すと一つ一つのセリフが結構きつい。本気で夢から醒めたくないときがあるので「起きて戦え」って一番つらいw しかもそれを何度も自害で目覚めさせる主人公を描くというのは、かなりハードコアでマッチョな作品だとしみじみ。これに熱狂できるうちはまだ日本も捨てたものではない。
煉獄杏寿郎の顔がいいね。あの表情に至った背景が知りたいけど、もう見れないのか、、 「うまい!」ってド直球に言うところとか、実にいい。これからあの表情で御飯を食べようと思う。
総じて、とても魅力的な物語なのだけど、すべてのシーンが魅力的にわかりやすく描かれすぎていて、私としてはその世界にどっぷりと浸りにくい。終始完璧な仕上がりで、ひっかかりがないからか?まだ見る回数が少ないのか…
最近の作品は奥が深すぎて、作り込みも微細にわたっているため、一度見ただけでは読み取れないことも多いのだろうなと思いますが、ん〜、時間が足りませんね。
無限列車的な↑
🐦 X(旧Twitter):@ayakoPizumi
🎧 無限塔の秘密:Spotify / Apple / Google / Amazon / LISTEN
🎧 平日回帰Φ瑠:Spotify / Apple / Google / Amazon / LISTEN
🎧 a Quest for the New Paradigm:Spotify / Apple / Google / Amazon / LISTEN
🎧 パラレルワーカーの本音:Spotify / Apple / Google / LISTEN
☕️ 活動Link:https://linktr.ee/jediaya