こんばんは。ここ数日、体力の衰えを感じて、かなり省エネモードで低空飛行だったので、リベルタス久しぶりに配信します。みなさんはお元気ですか?
今日は火曜日なので回帰Φ瑠をお届けします。
会社員時代に、当該事業において業界No1を目指すために”競争優位性を磨く”ということをずっと考えてきたせいだと思うのですが、私にかけられた呪いの一つとして、「他にもっと得意な人がいるじゃないか」病というものがあります。
具体的には、お仕事の依頼をいただいた際に
私より得意な人が沢山いるのになぜ私に頼むんだろう?
この分野だと私よりすごい人が沢山いるのに、それを知りながら受けたらおこがましい/申し訳ない
もっとすごい人がいるのを知らないだけなんだろうな
なんて思ってしまう病です。
みなさんはこういった気持ちが頭をかすめることはないでしょうか?
会社員時代に顧客に出す提案書には、「Why ●●」というページを必ず作っていました。「なぜこのプロジェクトは(競合の△△社ではなく)●●社がやるべきなのか」というもっともらしい理由を、ロジックで固めて自分で滔々と語り尽くしていたわけですね。
このときの主語は私ではなく「会社(自社)」なので、おこがましいと思うことはないですし、会社のリソースやアセットについて自信を持って伝えきることが仕事であるわけです。しかし、そうして、ロジックで考えてきた分、かたや個人事業主だと、比較対象も沢山いるし、その中でNo1なわけがない(100%ありえない)という当たり前の事実に、時折恐れおののく瞬間があります。
SMAP的なアレですが、No1の反対語?として「Only1」という考え方が出てくるわけです。点数の差ではなく個性の違いを受け入れてもらう(評価してもらう)ということです。ただ、個性だってそんな素敵なわけではないし、という暗い考え方がまた頭をもたげてきたりもします。
しかしここまでくると、急にふっきれる瞬間もあります。結局仕事なんて、「誰がやってもいいものんじゃないの」という、前衛的な諦めです。
縁(前回もやったからみたいな)
運(たまたまそこにいた的な)
日頃の行い
なんとなく好きか嫌いか
相性
会社はとにかく競争競争競争・・・で、競合とパイの奪い合いをすることが重要視されているわけです。だから、「私たちじゃなきゃダメでしょ!」をさりげなく叫んでます。クライアントワークでは今もちゃんと叫んでます。
でもこと個人事業では、目の前に困っている人がいるな、その界隈のNo1を探すのも大変そうだな、どうせ誰かにやってもらうんだったら、私ができることならやりまっせ!みたいな感覚が最近は多くなりました。つまり、呪いは解けつつあります。
「何者」かになりたい、と汲々としていましたけど、面白いお話をいただいて、そのたびにあーワクワクするなぁと単純に思えるだけで、私はそれだけでじゅうぶん幸せなのかもしれません。
🐦 X(旧Twitter):@ayakoPizumi
🎧 無限塔の秘密:Spotify / Apple / Google / Amazon / LISTEN
🎧 平日回帰Φ瑠:Spotify / Apple / Google / Amazon / LISTEN
🎧 a Quest for the New Paradigm:Spotify / Apple / Google / Amazon / LISTEN
🎧 パラレルワーカーの本音:Spotify / Apple / Google / LISTEN
☕️ 活動Link:https://linktr.ee/jediaya