こんばんは。こんにちは。昨日は日本武道館で無事にバクチク現象2023を見届け、ようやく年を越せるモードになりました。
Podcast Crazyの私(ささきるさん命名)、休眠中だったPodcast 「a Quest for the New Paradigm」で2023年振り返り前編を作りましたのでお送りします。
さて、今日もキーワードで2023年で振り返ります。アート編です。
美術館は親友と、LIVEは一人で行きます。今年はLIVE前にコミュニティの人たちと会ったりしているので、LIVEの楽しみ方も変わりました。
アートの企画展、今年は6件。月イチぐらいで行ってるかなと思いきや、そうでもなかったですね。LIVEや演劇と合わせて、毎月何かしら足を運んでいました。
1月「ピカソとその時代」於国立西洋美術館
ここで久しぶりにマティスを目撃して、ピカソを中心に見に行ったのに、俄然マティス欲が強くなりました。ピカソの生きた時代は、まさに群雄割拠、アートも先進的・前衛的な試みが多くなり、色々な作品があって殆ど理解できない私ですが、見てるだけで刺激的でした。
2月「クリスチャン・ディオール、夢のクチュリエ」於東京都現代美術館
これはニュースレターで触れられませんでした。。服飾に関しては感想を述べる語彙力を持ち合わせていないので、書けることがなかったのだと思います。ただ、展示方法がすごく斬新でインスタレーションとしては大いに楽しみました。
3月「ルーブル美術館展 愛を描く」於国立新美術館
愛、愛、愛、、、
4月「歌うシャイロック」於サンシャイン劇場
久しぶりの岸谷五朗サマを間近で見れて満足。マギーとの共演は垂涎ものです。舞台は岸谷モノを中心にチェックしてますが、ここ十年ぐらいは監督・演出の方に力を入れていらっしゃるので、役者姿を見ると嬉しくなります。
5月「マティス展」於国立近代美術館
マティスの生涯を追った大回顧展。特に晩年のカット・アウト(切り絵)が圧巻。病気になって車椅子になって、筆も取りづらくなってからはハサミと色画用紙を使ってダイナミック&キッチュな作品を精力的に製作。特にサムネイルにあげた「イカロス」が好きです。最後の作品となった教会のデザインも筆の乱れを気にせず大胆に緻密に描きあげたイエス・キリストにノックアウト。
5月「アレグリア 〜新たなる光〜」於特設ステージ
サーカス。人の無限大の身体能力と表現力をこれでもかと見せつけられて、言いしれない多幸感に包まれました。サーカスといえばピエロですが、シルク・ドゥ・ソレイユのピエロは日本の不気味なピエロやジョーカーの悲しいピエロと違って、ちょっとドジでかわいいところが、安心して見ていられます。
5月「BUCK-TICK TOUR 2023 異空-IZORA」於みなとみらい新国立大ホール
異空というコンセプチュアルなアルバム曲に、更に過去の曲を融合させたシアトリカルなライブ。6階席の最前列で上から見下ろしていたので、櫻井さんが曲の合間に小道具を用意する様子が見れて、自分の手足で懸命に演じている様子がすごく愛おしかったです。
7月「ガウディとサグラダ・ファミリア展」於国立近代美術館
サグラダ・ファミリアにくっついている沢山の彫刻が間近で見れて、過去の旅の復習をした感じでした。その後に行ったバーレスク東京が強烈で、だいぶ記憶がぶっ飛んでしまいましたが…
7月「BUCK-TICK TOUR 2023 異空-IZORA」於東京ガーデンシアター
全国ツアーを回った後の東京での2Days。5月とほとんど同じセットリストでしたが、円熟した5人のパフォーマンスを存分に堪能しました。終演後に、この後群馬でやるよとか、その後「ALTERNATIVE SUN」というまた素晴らしいネーミングのZeppツアーがあるよとか、映画が公開されるよとか、いろんなお知らせをもらって、本当にほくほくした気持ちでした。
10月「LUNA SEA Mother of Love, Mother of Hate」於横浜Kアリーナ
10年ぶりぐらいのLUNA SEAは、アルバム「MOTHER」「Style」の再現ライブという趣旨でのアリーナツアー第一発目。こちらも爆裂にウマすぎる5人と、こけら落とししたばかりのKアリーナという最上位レベルの箱で、当時の懐かしい楽曲のフルパワーパフォーマンスが見れました。純粋に面白かったしかっこよかったです。
11月「デイヴィッド・ホックニー展」於東京都現代美術館
ささやかな日常と自然を鮮やかに艶やかに表現しているデイヴィッド・ホックニー。現在はiPadを駆使した大作を何本も出しています。四季折々を感じた幸せを追体験できました。
11月「マンガダイブ キングダム 一億の光」於表参道ヒルズ
キングダムファンとしては外せないキングダム企画もの。マンガダイブは集英社の試みで、他の作品も取り上げられています。今度常設展もできるようです。一億の光が集積して思いが形となって前に進んでいく、人の本質は光であり火である、そんなキングダムの根底に流れる世界観をアートで体感できるしかけになっていました。1月からようやくアニメの続きが放映されますね。
12月「BUCK-TICK バクチク現象2023」
今年の後半は特に、BUCK-TICK一色に染まりました。一年の締めくくりに、これまでの35年間から、今そして未来へと繋がる空間と時間を提供してくれました。今までと変わらないものの提供は望めないけど、BUCK-TICKはBUCK-TICKであり続け、これからは5人+スタッフさんにおんぶにだっこで託すのではなく、私も共に作り上げていくのだということを勝手に決心したのでした。とにかくフルパワーのパフォーマンスだったけど、これまでとは違うんだということをまざまざと見せつけられ、でもそれでも「走り続けるけど、乗り遅れないようにね」という注意もされ。常に何歩も先を歩き続けてくれた人たちだけど、ここでもまだ先を行くし、予測不能な未来が待っているんだと確信して、感動しました。まだ強烈な喪失感に苦しみ、受け入れられず悲しみに暮れる人が沢山いるのだけど、彼らは進む選択をしたので、私は迷わずついていくだけです。
沢山のアーティストたちの愛と生き様は、とかく私の心を強くして、そして癒やしてくれました。それを世界に発信してくれて、市井の私にまで漏れなく届けてくれている裏方の人たちがいること、その一人ひとりの思いと尽力に、ただひたすら感謝しかないです。
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