こんばんは。こんにちは。「333」は私にとって特別な数字なので大事にしたくて書くのを躊躇してしまいました。といっても普通回です。
落ち込むこともあるけれど私は元気です。
いま見ている韓国ドラマは、「SKYキャッスル」。
もうこれだけで怖い😇
Netflixでは36話もあって死にそうです。
韓国の入学試験と私教育、医療界を題材に、高級住宅街に住む一見華やかな上流階級の人々のし烈な競争と複雑な人間関係を風刺を効かせて描いた社会派サスペンス。韓国での初回放送時の視聴率は1.7%だったが、次第に反響を呼び、最終話の視聴率は23.8%を記録。非地上波チャンネル歴代最高視聴率の記録を塗り替え、韓国で社会現象を巻き起こした大ヒットドラマ。
タイトルの『SKYキャッスル~上流階級の妻たち~』とは、劇中に登場する高級住宅街の名称。「SKY」は韓国における最難関の大学とされるソウル大学(S)、高麗大学(K)、延世大学(Y)、のイニシャルを合わせたものであり、学歴が重視される韓国の上流社会では“SKY”でなければ認められないという風刺の意味が込められている。
韓国は強烈な学歴社会と聞きます。一時期の日本よりも激しそうです。御存知の通り儒教の影響が大きいので、社会は階層的な秩序で出来上がっているという概念が大きく、そのピラミッド(ヒエラルキー)の上層に行くことが成功であり、そのために教育で学歴を得ることは成功への唯一の直接的手段であるようです。
そのため、ソウル大学、高麗大学、延世大学など、いわゆる「SKY」大学への入学が、特に重要視されています。SKYに子どもを入れるために全神経を傾けるセレブ親たち。社会通念と家系とにがんじがらめになっている家族がとても興味深く、考えさせられることも多いです。
韓国も日本も、世間体を気にするお国柄ですが、日本は「和を以て貴しとなす」的に、良くも悪くも出しゃばって悪目立ちしないことが美徳とされる、そういう世間体です。韓国も日本と同様、集団主義ではあるのですが、そこでいかに高い地位を築くかが最重要という世間体、なので学歴や職業(大企業であるかどうか)を過度に気にするようです。
このドラマ、とにかく上流階級の妻が鬼の形相で、手段を選ばずこどもの教育(というか内申で100点を取るテクニックなので教育と言えない気がする)に必死になっているので、こんな脅迫観念を植え付けるほどの階層社会の恐ろしさ(本人の認識の中で)を思うと、あぁ韓国に生まれなくて良かったなと思ってしまいます。
こどもに笑顔を、良い人生を、幸せを、と願う大人の気持ちと裏腹に、こどもたちの気持ちが離れていくのがとても悲しい。こどもたちにとって良かれと思うことというのは、どう頑張っても大人の想定でしかありません。または、その時の社会構造における倫理観が生み出すもの。
大人がいくら躍起になって頑張っても、こどもは自分の幸せを自分で見つけていくしかないんですよね。その見つけ方を可能な限り多種多様な手段で教えてあげるのが良いと思うのですが、「幸せ」の定義を先回りして決めてしまうのが不幸の始まりになってしまうのかな、とこのドラマを見ていて思います。
これは家族の中だけじゃなくて、学校でも塾でもいろんな習い事でも同じだと思います。ただ、自分の幼少期などを思い返すと、何が面白いかなんて、よくわかってなかったので、人によって認知能力や感受性の大小を良く見て、一人ひとりに寄り添うことが必要ですね。なかなか、難しいけど。
でも超面白いので、年末年始にお時間ある方はぜひ見てください。
🐦 X(旧Twitter):@ayakoPizumi
🎧 無限塔の秘密:Spotify / Apple / Google / Amazon / LISTEN
🎧 平日回帰Φ瑠:Spotify / Apple / Google / Amazon / LISTEN
🎧 a Quest for the New Paradigm:Spotify / Apple / Google / Amazon / LISTEN
☕️ 活動Link:https://linktr.ee/jediaya
キリ番、おめでとうございますー!