こんばんは。こんにちは。冷えてきたので、熱いコーヒーを淹れて、わざわざベランダに出て飲むのが好きです。プチキャンプのようで、少し豊かな気分になれます。寒くて長居できませんけど。
本日は火曜回帰Φ瑠です。またマイクのケーブルが外れたまま鉄の塊に向かって話しています。
12月になったので、会計の処理をバッチでやっております。今年はフリーランス一年生(去年は助走)としてかなりの時間を仕事に割り当ててみたせいで、見込み所得税額がやばいことになっていました。…と思ったのですが、昨年分の開業費や固定資産の減価償却費を今年に繰り越せるようにしていたことを思い出し、再計算したら半額ぐらいになりました。
今日は株式会社こども会議(仮) in静岡 のため移動している最中に、静岡の事業所の社員さんが「将来は社長になって1億稼いで金持ちになるんだ!」と言っていたと聞いて、ふと「会社」とか「社長」が、金持ちになる手段のように認識されているけど、全然そんな稼げるもんじゃないし、単に稼ぐためにやるにはやらないといけないことが多くて面倒すぎるじゃないか、と思いました。
むしろ、「社長」ってそう簡単に稼げなくないですか?というか稼ぐためなら社長じゃないほうがいいんじゃないか?とすら思ってます。今なら個人YouTuberで1億ぐらいざらに稼いでいる人いるでしょうしね。
そもそもなんで会社というしくみが存在するのでしょう?雇用創出のため?法人税のため?いやいや…そんなわけない。でも、よく理由がわからない。究極的には雇用関係のない個人の集まりでもいいのでは?なんて思ったりしたのです。
というわけで調べました。
会社の意義
企業は(法人)は、個人よりも多くの資源(ヒトモノカネ)を集約し、効率的に事業活動を進め、社会貢献や利益創出をすることができる。長期の仕込み(先行投資)が必要な活動もできる。
それゆえ、一個人では成し遂げられない大規模なプロジェクトや、高度な専門知識が必要な活動を行うことができる。社会的インパクトも大きい傾向にある。
個人の集まりとは異なり、法的な保護(破綻時など)を受けられ、資金調達がしやすく、ブランドを継続させやすく、また個人リスクを分散することもできる。
上記の利点がある代わりに、暴走しないよう、多くの社会的責任も伴う(ESG・法令遵守・納税など)。
整理すると基本的なことすぎてだいぶ恥ずかしいのですが、改めて整理して頭がスッキリしました。
そしてもう一つ、「従業員を雇う」ことと、「(私のような)契約社員をたくさん集めて賄う」ことの違いとしては、前者の方が「チームワークと企業文化を強固にする」ということが挙げられそうです。もちろん強固になったほうがいろんな意味で良いと思います。しかし、契約を結んだからといって関係性が強固になるなどというのは、今後はわかりませんよね。もちろん一定期間の愛着は湧くと思いますが、雇ったからと言って定着してくれるとは限りません。
上記を除くと、”ヒトというリソース確保”の不確実性の度合いの違いしかなさそうです。替えの効かない専門職や有識者がたくさん長期間必要なのであれば、やはり雇用して長く定着してもらえるようにしたほうが良さそう。しかし長く定着すればするほど社員は視野も能力も範囲が狭くなるという、悪循環になることもあります。パワハラとかセクハラの温床にもなりがち。。
このあたりを踏まえて、「会社ってなんだろう」をこどもたちと考えていけたらいいなと思います。また、金持ちになりたいだけなら、社長じゃなくても色々あるぞと伝えたい。キャリア教育授業の中では、最近「起業してみよう」というテーマの授業が行われるらしいのですが、その中で「働く」とか「ナリワイをつくる」という概念を、「会社」という世界観だけじゃなくて、もっとアップデートしていけたらいいなと思います。ま、会社ってわかりやすいので使いがちなんですが、いったん名前をつけちゃうと思考停止してしまうので(私のように)、しくみの部分を理解した上で選択できるといいなと思います。
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