こんばんは。こんにちは。今日の気温は18度。朝から文鳥の爪切りに行きました。私は鳥の保定(固定)ができず、爪切りは毎度病院に行かないとできない情けない飼い主です。診察室に入った矢先、先生から「おはようございます。急に気温が下がりましたけど、くしゃみとか鼻水とか大丈夫ですか?」と聞かれ、どちらのことを聞いているのかわかりませんでした。
#鳥に決まっている
今日は祝日でしたが打ち合わせが2件。一つはクライアントと、もう一つはこどもと。打ち合わせしたおこさんはめちゃくちゃしっかりしていて、時間ぴったりに終わり、決めるべきことが全て決まりました。物怖じせずに意見もしっかり出してくれるので、ほんとに大人とディスカッションしてるみたいで、実に面白く気持ちが良い。
#すごいな
#タイムマネジメント力が高い
仕事モードの日中でしたが、夜は祝日であることを思い出し、かねてから見たかった「三体(中国版)」を視聴。BUCK-TICK見るために契約して解約を忘れたままのWOWOWが役に立つ時が来ました。10月からリリースされていて、これから全30話続くようです。
中国版三体。原作に忠実な流れをベースに、現代中国の映像技術がこれでもかと駆使されており、あっという間に三話目。ホラー映画のような効果音がちょっとしつこいのと(リングとかで流れるようなやつ)、進みがややのろいのですが、BGMもイケており、制作陣の相当な気合を感じます。数々の賞をとって著名人も絶賛した作品に、金をかけないわけにはいきません。まだ序盤なので三体のVRの中に入っていないのでSF感を感じていないのですが、過去のシーンでは、機械のスイッチとか部屋の様子とかうまい具合の古さが描かれていて、映像的にはとても好みです。非常にうまいです。
あと、キャスティングも絶妙。役者の熱演も光ります。主役の張さんはのび太みたいで華があるとは言い難いのですが、世界観にはピッタリとハマってると思います。なんでも、俳優のほか演出家としても活動しており、中央戯劇学院で演出を学んだあと、北京大学で芸術の修士を取得したというスーパーエリートです。昨今MBAよりも大事だと話題のMFA(Master of Fine Art)ですよ。
#私も時間があったら取りに行きたいがまず大学に受からない
中国の役者さんの演技は言語特性の問題からなのか、いかにも「外国」という感じが強くてしっくりこないのですが、全世界公開が前提だと思うので、ユニバーサルな仕上がりになっていると感じます。
ちなみに原作は、面白くないわけでは全くないのですが、VR三体に入ったときの描写が長くて息切れし(VR描写を文字で書かれると辛い。実際に主人公も辛い旅をしていてそれが乗り移る感じになり体に来る)、1冊だけ読んで続きを読んでいません。実はそういう人多いのでは…。でも映像で見る分には純粋に楽しめそうなので問題なさそうです。「VRの中をドラマで描く」だなんて、予算がないとかなり安っぽくなって見ていられない代物になると思うのですが、VRに限らず細かいところまで精細です。
2024年1月からNetflix版の三体もリリースされます。Netflix版はゲーム・オブ・スローンズのクリエイターが指揮を取っています。中国版に負けるわけにはいかないので、更にものすごいんじゃないかと…。
こういう覇権争いならどんどんやって頂きたいものです。
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