こんばんは。こんにちは。本日は火曜回帰Φ瑠をお届けします。
Podcastをやりはじめたのが2021年2月。その頃から、「Podcastは話なんてうまくなくたっていいんだ」と豪語しながら生きてきました。今でも基本、そう思っています。しかし、その言葉を隠れ蓑に話術を高めるという努力を怠っておりました。開始当初のエピソードを聞いてみたら、全く進化がないどころか、安定の低空飛行を続けていたんだということに愕然としております。
「プレゼンテーション術」なんかは研修もあるし訓練もあります。大昔、社外研修で受けさせてもらったこともありました。あれはあれで有用で、基本の技能が大事だなというのもわかり、未だに仕事であの頃の訓練の賜物が生きているなと思える場面もあります。プレゼンテーション術の目的としては、伝えたいことを伝えて、相手の脳内に焼き付けるためだと思っています。
#わかりやすいか?
しかし私がここで言っているのは、そういうビジネスマナー的な技術ではなく、フリートーク術です。五感(聴覚)で聞いている人と共鳴したい、ということです。私の予定では、2年間ぐらいやっていたら、もっと面白く魅力的な話ができるようになっているはずでした。言葉のチョイスも巧みで、単語の使い方もインテリジェンスで、でも笑うポイントもあって、平易で面白い、みたいなのが理想でした(もちろん素人レベルで)。何度もやっていればそのうち…と思ったけど、訓練していないのだから、自分の癖というものが出続けたままだったということです。
一体どうやれば話術を磨けるのかネットで少し調べてみましたら、王道の方法が一番最初に出てきました。
「落語家の話術を参考にする」
話術のテクニックに長けている人と言えば、やはり落語家さんです。一つ一つの言葉がはっきり聞こえる話し方、声の大きさや話すスピードなどのリズムや間など、参考になるものばかりです。何度も聞いていると自然に自分の中にも、落語家さんの「リズム」が入ってくるので、楽しみながら聞いてみましょう。
落語は一度もしっかり聞いたことがありませんが、落語のような小噺がうまくなりたいとも思っていないので、ここを「あこがれの話術を持っている人」に読み替えてみますと、確かに私が憧れている数名の方の、
一つ一つの言葉がはっきり聞こえる話し方
声の大きさ
話すスピード
リズム
間
どの点においても際立って”ちゃんとしている”と気づきます。付け加えるならばここに一つ、声質というのもあると思います。よくいますよね、全くもって大したことを話してないのに、えらい素敵なバリトンボイスで横文字を駆使して話をされると、なんだかものすごく大事で有用なことを言っているかのように間違って捉えてしまうケース。あれは底が透けて見えるので、逆効果だと思いますが、話す中身が伴うならば、素敵な声というのはかなりの増幅器になります。
何度も聞いていると自然に自分の中にも「リズム」が入ってくる
昔よく説教を受けていた上司の話し方に私の話し方が似てきたと周囲から笑われたことがありました。つまりそういうことです。リズムを身体で染み込ませると、アウトプットしやすいということなんでしょうね。
あと、上記には出てきませんでしたが、やはり言葉のチョイス。これは、語彙力がものを言うとともに、「こういう意味や文脈のときにあの言葉を使うと面白い」という使用シーンもセットで身につけて、その回路が鍛えられていないと、いざという時に出てきません。ただ知っているだけでは気の利いた言葉は出てこない。まず、自分でその言葉を自然に使えるようになるまで、普段から色々使ってみる、ということなのだと思います。
さて、ここまで書いてきて、お気づきでしょうか。なんだか英会話と同じようにも思えてきました。英語ですらままならないのに、日本語も訓練しないといけないのか、と気づいて、途方に暮れています。
でも、これから歳を重ねていくと、動作も鈍くなり手作業も遅くなり記憶力も悪くなると、やはりどんな言葉で話を紡げるか、という力が異様に大事になっていくと思うので、訓練して悪いことは何一つありません。最近、新しい技能を身につけるための練習というものをしていないので、意識的にやろうかな…まずは良い素材を集めて聞きまくろうと思います。
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