こんばんは。こんにちは。ちょっとだけ味見のために先日買ってみた地酒をチロリと舐めたら(日本酒は正月のお屠蘇しか飲みません)、一発でノックアウトしました。日本酒はきつい。
ん〜ネタがないと1時間ぐらい音楽を聞きながら机の前でフリーズをしていたところ、昨日の無限塔の秘密にkobamaruコメントを頂きまして、大いに懐かしく吹き出してしまいましたのでその話を。kobamaruさんは私の前職での先輩であり、今も交流をさせて頂いています。
前職の純日本企業(否違う、今はグローバル企業として銘打っているんだった)の中で、おえらいさんが「我が社のレゾンデートルを考えよ」としきりに連呼していた時期がありました。折に触れて幹部講話があったのですが、そこで突如発せられた「レゾンデートル」という言葉に、おそらくそこにいた全員の頭の中にハテナマークが浮かんだと思います。「は?いまなんつった?」
でも、オフラインだったので、その場で誰も知らないとは言えず、幹部の目の前で調べることもできず、皆わかったふりをしていました。
#何事にも「知らない」と言えないタイプが多かった気がする
kobamaruさんからこのコメントを頂いて、もうすっかりレゾンデートルの意味を忘れていたので、改めて調べさせていただきました。
「レゾンデートル」
レゾンデートルまたはレーゾンデートル(raison d'être)
フランス語の哲学用語で、「存在意義」「存在理由」と訳される。
Wikipediaに、上記のほか以下の記載もあり
日本のロックバンド、ナイトメアのシングル曲。テレビアニメ『CLAYMORE』主題歌。
もしかしたら幹部はこのアニメで知ったんじゃないのか疑惑も大いにあるわけですがw、なぜ「存在理由」と言わないのか。そのまま日本語で言ってくれた方がストレートにグッとくる気がするのですが…。ただ、横文字並べると頭良く見えるとか、異様に高尚に響くとか、そういう効果はありますよね。ただ、「もちろん意味を知っているでしょう」という前提で話してくるということは、なんとなく選民思想を煽る感が透けて見えるという気もするんですよね。リーダーたるもん、これぐらいの用語は知っておきなさいというメッセージなんでしょうかね。
#いや知らんよ
私の持論としては、日本語では一言で訳しきれないような概念を持つような言葉なら、外国の言葉をそのまま使っても良い気がしています。
例えば
「ノブリス・オブリージュ」
貴族や上流階級などの財産・権力・地位を持つ者は、それ相応の社会的責任や義務を負うという欧米社会に浸透した道徳観のこと。フランス語のnoblesse(貴族)とobliger(義務を負わせる)を合わせ「高貴たるものの義務」を意味する言葉である。
NewsPicksなどで連呼される言葉ですね笑。
まさに「道徳観」は、それぞれの国や社会に根付いているものなので、外国語でそのまま使う方がわかりやすい。日本人の道徳観とはややズレる(というかこういうこと思ってる権力者っているのかね)ので、例にとって言うときなどはわかりやすいし、覚えやすい。この意味はちゃんと覚えていました。
会社の外に出ると、本当に界隈ごとに色々な「概念」と「それを表す単語」があるのがわかります。それぞれ、人々が最適だと思う単語を駆使してコミュニケーションが取られているなぁと思います。会社の中ではある程度通じあえるものが、途端に、同じ言葉を使っていても全然違う意味で使っていたというのがあとからわかったり、その場で全く意思疎通取れないことなどもあったりするので、おそらく自分もそう思われているのだろうなと自覚しています。または、私だけが誤解していて、周りの人たちはもうスイスイと理解が進んで噛み合っているシーンとか、結構多いです笑。
#大丈夫か
#と言いつつ会社員のときも多かった
意味の咀嚼が下手くそだったり文脈を読めないときもあったりして、今こうして書きながら、すべて自分の問題のような気がしてきました。こういうのって、一朝一夕に成長できるものでもないので、できることといえば、「今のちょっとわかりませんでした」を厚顔無恥ヨロシクで言い続けることですかね。あまり言うと信頼されなそうですが、間違えるよりマシです。
そんなわけで、「こんな面白い外国語を知ってるよ」というのがありましたら、是非色々教えてください!自分が使うことはないのですが、意味を知っているにこしたことはないなと思います。
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