こんばんは。こんにちは。雨の土曜日なので、無限塔の中二階からモノローグです。
昨晩の就寝が遅かったせいで寝坊して9時起床。あわてて鳥のご飯を替える。朝ごはんの後、とあるプロジェクトのWBS作成にみっちり2時間をかける。WBSを作っていると目的ベースで書くかタスクベースで書くか迷う瞬間がある。目的ベースで書くと同時期のタスクが一瞥しにくいというデメリットがあるが、プロジェクト内で意識齟齬をなくすために、今の時期は目的軸に落ち着ける。
午後から2時間打ち合わせの予定が3時間の打ち合わせに。売れっ子揃いの関係者が多忙すぎて、プロジェクトの行末に不穏な臭いを嗅ぎ取りまくっている。大丈夫なのだろうか…。リードができると良いのだが、土地勘のない分野はそれも難しい。プログラムの講師の選定をするというテーマにおいて、出てくる人の名前(界隈では有名人)をことごとく知らない。これまで生きてきた世界の狭さを思い知る。ひとまず、「龍とそばかすの姫」を見たほうが良いという提言だけはできた。ストーリーというより作画と中村佳穂さんの歌。
3時間打ちあわせはさすがに疲れたので、冷凍して自然解凍した赤福を一口分ぺろり。相変わらずあんこの舌触りとお餅の絶妙なマリアージュがたまらん。五臓六腑に染み渡る。
途中、愛ちゃん(@AiFunato)が迷子のセキセイインコを保護したとのこと。私に考えうるミニマムな知恵をすかさず共有する。飼い主も絶望に打ちひしがれていると思うので、戻れるように愛ちゃんは一軒ずつピンポンして飼い主探しをしてくれるらしい。世界は優しさで作られている。ただ、セキセイインコは飛行能力がすごいので、近所ではなく遠いところから来たのかもしれない…。>愛ちゃん
夜はサバと、なすとオクラの煮浸し。
日テレMUSIC DAY。音楽番組もとんと見なくなってしまったのだが、今日はチェック。というのは、YOSHIKIがなんと歌うらしい。「YOSHIKIが歌う!?大丈夫か!?聞いたことないけど!」と界隈では数日前からザワついていて、外野はアレコレといろんな激論を交わしていたり、名盤ラジオも昔のXのディレクターでありYOSHIKI理解者の一人である津田さんを召喚して(すごいなw)今回のYOSHIKIについて深夜討論配信をしていたりと、ファンはみなその動向を見守りながらドキドキしていた数日だった(私もそこそこドキドキしていた)。
さきほどパフォーマンスが終わり、想定外にじーんとしている。一流のアーティストが、専門分野ではない歌唱をしてまで伝えたかったもの。もはや歌の巧拙は何ら関係なく、胸に迫ってくるものがあり、呼吸が止まり一筋の涙が…。
度重なる悲しい別れと己への不甲斐なさに責め苛まれている者がしぼりだす思いが、美しいピアノの旋律に乗っていた。そこには、悲しみを癒やす希望も見えた。悲しみは、悲しみを味わうことでしか癒やされないのかもしれない。味わい尽くすしかないのかもしれない。
ところで、歌う前に本人から「感極まって歌えなくなるかも知れないので、スタジオバージョンとリップシンクさせて頂きます」という断りがあった。スタジオで収録したものとシンクロさせたのだろう。途中、YOSHIKIの表情が歪んでいたが歌はしっかりと流れていたのはそのせいか。わざわざ前置きするところにプロ意識を感じる。口パクアーティストは沢山いるが、断りを入れるとむしろ疑惑が明らかになって印象が変わるのではないか。歌が苦手な歌手もいるみたいだし、ダンスパフォーマンスを優先すると歌えない場合もある。
#ライブに行っても生の歌声を永遠に聞くことはできないケースも
#歌が苦手な歌手でも歌手になれるらしい
YOSHIKIのように命を削るようにパフォーマンスする人を見ていると、当たり前のようにあざとい顔をして出ているアイドルたちが、当たり前のように占拠している民放の歌番組は、見たくなくなってしまう。今日久しぶりに見たけど、変わらない構造を目の当たりにして疲れてしまった。しかし、J事務所の面々もだいぶ、様相が変わってきている気もしている。
最近、90年代を彩ってくれていた方々が精力的に活動しているので、あの頃に戻っているような感覚になる。
集中しすぎると集中できなくなるので、最近は合間にペーパーハウスコリアを見始めている。何かを取り戻す時間である。
こうして夜が更けていく。
無限塔は一層暗闇に沈んでいく。
本日の無限塔BGM:Mirror Fury 「The One I Love」 ”やみっこぐらし”の名曲
切ない時に聞くと、キマります!
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