こんばんは。こんにちは。昨日の夜更かしでまんまとリズムを崩してしまった本日です。リズムを崩して急に眠気が襲ってきたので、Netflixで「THE DAY」を見始めたりして、気分が更に落ち込んで、ちょっと無茶苦茶でしたね。台風はようやく過ぎ去って、良かったです!
私の趣味の一つにアイスホッケー観戦があります。といっても、私の推し活動はどれも中途半端なので、徹底的に追っかけをするわけでもなく、現地にNHLを見に行くわけでもなく、見たいときに見る、という感じです。それは趣味とは言わないと思いますが、趣味かどうかは個人の判断で良いと思っているので、程度の大小はあまり気にしておりません。
<参考>
以前アイスホッケーが大好きだという話をしたエピソードがあります。パーソナリティのいのさんが傾聴してくれて嬉しかった。
今日は私の推し選手 T. J. Oshieをご紹介します。
Timothy Leif "T. J." Oshie(ティモシー・リーフ・オシー)1986年12月23日生
アメリカプロアイスホッケー選手。NHLのWashington Capitalsの右ウイング。
2005年のNHLエントリードラフトでSt.Louis Bluesによって1巡目全体24位で選ばれる。NHLキャリアの最初の7年間をSt. Louis Bluesで過ごした後、2015年にWashington Capitalsにトレード。2018年にスタンレーカップを獲得。
NHLでシュートアウトのスペシャリストとして広く認識されており、2005〜06年のシーズンから延長戦でシュートアウトが採用されて以来、得点数と得点率でトップを誇る。
嗚呼、好きな人をニュースレターに貼る快感って最高ですね。
私のドツボを貫いているOshieですが、ルックスだけではなく、彼のプロフィールに書いた「シュートアウトのスペシャリスト」というところに注目して頂けますでしょうか。シュートアウトとはPKのことで、延長になってやるアレです。フットボールでは不条理だ運だ心理戦だから実力じゃないと言われているアレですね。
先般のFIFAワールドカップで日本がPK敗退したときに色々言われていましたが、決勝戦でアルゼンチンがしっかりPKで勝ったように、ここ一番で自分の弱さに負けない選手にはやはり純粋に感動するわけです。
Oshieの名場面として語り継がれている試合があります。国際試合である2014年のソチオリンピック。対ロシア戦(まだリーグ戦)の延長シュートアウトです。トップクラスの国同士の戦いなので、延長に突入しました。
アイスホッケーのPKでは、ゴーリー(キーパー)との1対1の勝負をまず3回行います。最初はスペシャリストのOshieが呼ばれ、難なくクリア。
アメリカOshie 〇、ロシアMalkin ×
アメリカRiemsdyk ×、ロシアDatsyuk ×
アメリカPavelski ×、ロシアKovalchuk 〇
3人ずつ終わって1対1。決着がつきませんでした。決着がつかない場合は、サドンデスで延長になります。国際ルールにおいては、選手を何度でも再召喚することができることになっています。ここで、アメリカはどうしたと思いますか。
是非、一部始終をこの動画を見て頂きたい!
・・・
見て頂けましたか?
そうです、なんとコーチはOshieにすべて託す作戦に出たのです。というか託しすぎ。ギャンブルじゃやっちゃいけないやつ。「Oshie, again!」と何度も連呼する解説者の興奮も面白い。ただサドンデスでは最初の一投で失敗してしまったのですが、それでもOshieを呼び続ける鬼畜さといったら。ロシア側は名選手のKobalchukを多めに起用するも、アメリカはOshieへの一点張り。見てる側は一進一退の攻防を見ながら、Oshie一人にかかる重圧を想像して、ボルテージがあがりまくりで興奮しまくりなわけですが、当のOshieの、飄々とした爽やかな表情といったら!
#かわいすぎる
私は専門家ではないのでわかりませんが、こういうシュートアウトも目を見張るぐらいスピードでゴールまで貫くのが王道なんじゃないかと思うんですが、Oshieの助走は驚くほどゆるやかなんですよね。なんという職人芸。
アメリカOshie ×、ロシアKovalchuk ×
アメリカOshie 〇、ロシアDatsyuk 〇
アメリカOshie 〇、ロシアKovalchuk 〇
アメリカOshie ×、ロシアDatsyuk ×
アメリカOshie 〇、ロシアKovalchuk ×
ひえぇ〜〜。。口から心臓出るやつ。。
当初、このソチオリンピックの代表選手として、Oshieは選ばれるかどうか微妙な状況にあったと聞きます。しかし、最終的にはシュートアウトの実力が評価されて選ばれたので、そのコーチ陣の期待に最高の舞台で応えたんですね。
#なお、ソチ五輪の優勝はカナダで、アメリカは2位でした
プロフェッショナル同士の勝負は運の要素も大きいけど、日頃の積み重ねとそこからくるメンタルの強さがあれば、確実に運も味方になってくれるだろうなと思います。こういう勝負の場面に出られるという縁を引き寄せたこと自体、日頃の地味な積み重ねあってのものですよね。きっと、Oshieは小さい頃から自分の武器にしようとしてシュートアウトを徹底的に磨き続けてきたんじゃないかなと思います。
というわけで、私は調子が悪いときは、このシュートアウト動画を見てメンタルを安定させています。【緊張→やりぬく→笑顔で勝つ】 の瞬間をインストールすると、自分もそんなテンションになれたりします。
今日は夜更かししておかしなことになったので、久々にOshieを愛でてみました。
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読みました&観ました!Ohie、いいね(かわいいね)!!
わたしも全くもって文化系(というかむしろ帰宅部)やけど
スポーツという、肉体とメンタルを極限まで研ぎ澄ます人々の姿は本当に美しいし神聖なり。
フロー状態はユニバーサルなので、帰宅部のわたしでさえ感嘆する真実がそこにあるな〜と。
あとちょうど、メタファーが得意なほど、問題の解決能力が高いという話を読んでいて
メタファー:物語と物語をつないでフレームを破りながら認知を深め広める
綾子さんの縦横無尽な趣味興味オタク魂は
まさにそれやなあと納得した今朝でした。
いつも濃ゆいレターをありがとう!