こんばんは。こんにちは。なんと本日より梅雨入りの日本列島です。九州北部〜東海ですが、5月に梅雨入りとは…。梅雨明けも早くなるのでしょうか。今日お仕事でオーストラリアの方と話したときに、今日からガクンと寒くなったとのこと。あちらはそろそろ冬の始まりのようです。地球は、丸い。
SNS広告出稿を使ったことはありますか?私はフリーワーカーのお仕事の中でFacebook&Instagramにて出稿したり、こども会議でも出稿したし、先日設立した会社のサービス「転期の予報」で出稿したことがあります。
#転期の予報、とてもいいので是非一度お試ししませんか?
#連絡ください
が、ここ最近広告の効果が薄くなってきてるんじゃないかなというのを体感しております。設定パラメータは間違っていないはずなのですが、反応が極端に低い。1年ぐらい前はそんなこともなく、広告からの流入も多かったのですが、ここ数ヶ月はそうでもなくなりました。同じ広告を打ちすぎて限界なのか?という説もあるのですが(実際打ちすぎているものもある)、全く新規の広告でも軒並み同じ結果です。とにかく溶ける溶ける。
しっかり分析をしているわけではなく、ここ1年で20種類ぐらいの広告を打ってきた経験からの直感的な見解なので話半分で読んで頂きたいのですが、以下のような理由かなと想像しています。
SNSへの信頼が減り、滞留時間が減っている
SNSに広告を出すことで、逆に(広告主の)信用度が落ちている
1(滞留時間の減少)については、みなさんいかがでしょうか。私の場合は、確実にSNSへの滞留時間は減っております。特に激減したのはFacebook。連絡機能をFacebookに置いているコミュニティがまだあるので、そのためにちょっとだけ見る程度です。以前のようにヒマがあればアクセスしちゃうという感じではなくなりました。Instagramは前からあまりチェックしてませんでしたが、せいぜい週に1回ぐらいか…。素敵な写真でドヤるSNSだった時代は健全で良かったのですが、最近は写真じゃないものが沢山あって、個人ビジネスのアピールの度が過ぎる場になってしまい、見ていても面白くないのです。素敵な雑貨類を作っている人を見つけたり、文鳥アカウントをニヤニヤ見るのに限定しています。唯一、TwitterはアピールするSNSというより「言論の場」であり、情報が早くて深いので頻繁に見ています。ただ、広告は一度もクリックしたことはないです。Twitter広告ほど信用ならないものはない。
#誰だおまえと思いながらすぐスクロール
ユーザにとってSNSは基本的には無料で使えるわけなので、運営側のマネタイズのために広告の効力を最大限発揮させるための改変が多くなるのは仕方ありません。そのため、ユーザ側へのPost表示内容がコントロールされ、昔のような純粋に楽しいタイムラインではなくなってしまったなと思います。とにかく、見えるタイムラインがあからさまにコントロールされ始めてから、忌避モードです。
センシティブな人は上記の変化を察知し、離脱しているケースも多い気がしています。(ただ、Facebookは実名なので、Messangerは死ぬほど助かります)
2(SNS広告を打つことが信用を下げる)について。SNSの広告は大手旧来メディアの広告に比べると非常に安価に気楽に出稿できるので、一気に大金を突っ込まずに打てるメリットがある反面、相当の数の毒まんじゅうも中に入っていると思われます。YouTubeの広告なんて最たるものですよね。明らかに効果のない化粧品やダイエットとか、怪しい投資コンサルとか、稼ぐための秘訣を伝えだけでサービスを持ってない人のコンサルとか、甘い言葉で誘惑する詐欺まがいのサービスがとても多い気がします(私に最適化されているせいかも?笑)。
#あまりに話がうますぎてたまにクリックするけど
#すぐ毳々しいLPが出てくるのですぐ閉じます
相対的に、レガシーなラグジュアリーブランドがやっている、世界観の認知を上げるためだけの広告は、やっぱり安心してしまうものがありますね。3分以内に下のボタンをクリック!とかじゃないやつです。
実体験として毒まんじゅうが多いと感じている人にとっては、あらかじめ名前の知っている企業やサービスの広告は信用できるけど、初めて名前を聞いたようなものは、余程のことがないと信用なんてしてやるもんかという、ステレオタイプに陥る傾向があるのではないかと思います。いちいち広告に目利き力を発揮しているほどヒマではないと思いますし、YouTube広告はスキップボタンをいかに早く押すかが鉄則です。一律信用しない方が楽です。
反対に、広告なんて出さなくても、信頼している人やコミュニティで聞いたサービスなんかはすぐ使ったりする人が多くなってきているのではないでしょうか。応援したいという気持ちもあるし、参画したいというワクワクもあるし、またどうせ沢山のサービスがある中から選ぶならご縁があるところにしたいと思うのは普通な気がします。転職も、知り合いの紹介やリファラルが増えていて、お互い安心できるから、という心理が働くと思います。実際、仕事は誰とやるのかがすごく大事だと思うので。なので、キーワードは、信頼があることが先なんだろうなと思うのです。安く広告を打ちまくっても信頼はあがらないどころか、逆に易きに流れているという点で信頼が下がっているのでは、ということを感じます。
どうしてもすぐにコンバージョンを得ないといけないケースがあると、広告に頼りたくなります。でもニッチ領域を除き、既存のSNSに関してはもう限界かなという気がします。広告に頼れない中で、どうやってサービスを求めている潜在層に出会っていくか。解はないのですが、急がば回れで、やはり近隣の方々に信頼していただく人間になり、信頼していただける行動をしていくことなんだろうな、、と思いました。そこで分かる大企業の看板のでかさといったら笑。ようやく身をもってわかりましたが、名前も資本もないところから、どうやって新しいお仕事を作っていくか。いや、お仕事になっていくか。新法人でのチャレンジで、またゼロから試行錯誤していきたいと思います。
SNS広告はまだ効果あるよ(あんたの出稿内容がおかしいよ)!という方や、他のご意見の方、ぜひお寄せいただけますと幸いです。
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