こんばんは。今日は早起きして滋賀県愛荘町に行き、彦根駅から帰りの新幹線の中です。ゆえに、ミュージックステーションのBUCK−TICKは見れていませんが、いかがでしたか?リアルタイムで楽しめていた方が本当に羨ましい!
会社から独立後、一般社団法人NextCommonsLabで起業型地域おこし協力隊の採用支援のお仕事をさせてもらっております。今日は愛荘町で委嘱式でしたので、スタッフとして同席してきました。全体で10名の起業家を採用しますが、今日はまず7名が着任です。滋賀県愛荘町については以前に「秦荘のやまいも」をご紹介しました。今でも魅力的なまちですが、これからもっとにぎわっていくでしょう。
町長がしっかりと委嘱式のご挨拶(イイ話)と、着任する隊員一人ひとりへのメッセージをお話しされたり、みなさんの決意表明を聞いたり、中日新聞社や彦根新聞社も取材に来たりして、一日中みんなでワイワイしていました。とても人当たりの良い面白い方々ばかりです。まちづくりに貢献したいという人たちのコミュニケーション力は、全員が平均以上。
#大学生のとき中日新聞にめちゃくちゃ行きたかった
#東京新聞って結構尖ってたんだよね
「知らないまちに移住した上で、さらに起業もする」なんて、私には離れ業に思えるのですが、みなさん勇気と意思を持ってチャレンジしています。まちを表すキーワードに引き寄せられてきて、そこでたまたま出会った人たちが、新しい仲間として新しい行き方で生きていく。その点と点が面になり、面と面をつなげて、既存社会を覆う新たな大きな幕になる。そんな景色をぼんやり思い浮かべています。
私は移住も起業も全くの無知無縁でしたが、その結果「どういう世界を作り上げていきたいか」に共鳴ができるなれば、何か役に立つことができます。たとえできる作業が大したものではなくても、です。
自分が丁稚でもなんでもよくて、むしろ丁稚レベル以下でも、リアルなプロの仕事ぶりを目と鼻の先で見れる瞬間は格別です。知らないことだらけで、新入社員のような新鮮な気持ちになります。今日は私の尊敬するお若い方の発言で、炎上しかけた場が美しく鎮火するというミラクルも見ました。視点・視座・機転。自分の中にわずかにあった奢りを根こそぎ削り取ってくれて、非常に痛快です。そして入ってみて内情を知ってみると、新しい人材募集なんてしていなかったので、あの「たまたま」の縁と運がないと、経験者でもない私が潜り込むことなんてできません。なので、目の前に機会がやってきたのなら、それは偶然であると同時に、なにかの導きでもあるのです。私は、興味があるジャンルなら、どんな役割でも立場でもいいから、いまだ!という感覚を見逃さずに、直感で飛び込むべきだと思います。
今日は隊員の身の上話を色々聞いたのですが、最初からうまくいく確信を持っているわけではなく、とにかく無理やり足を踏み出してみた方が多かったです。中には不安でいっぱいで早速心が不安定になっている方もいます。でも、そこで自分の弱さに負けずに、気を取り直してやはり攻めていく。必要以上に気負わずに自分の素直な心情を伝えていれば、どこかの誰かがそっと手を差し伸べてもくれる。そうすることで、道は拓けていくものなんだなと、改めて思ったのでした。
しかしせっかくの初愛荘町が終日の暴風雨で、一面がミスト状態で数メートル先はよく見えず、結局役場の大会議室に一日中缶詰になっているだけで、愛荘町の伝統的な手しごと(とっても美しい!)を見ることも叶わず…。次の機会のお楽しみですね。
#終日薄ら寒い
さて、珍しく仕事の宣伝ですが、そうやって各地に移住してなりわいを作っている起業家さんたちが、年に一度集まるカンファレンスを4月13日-14日に大手町の3×3 Lab Futureでやります。13日の一部はオンライン配信しますので、ローカルで起業することやポスト資本主義社会に興味のある方は、是非チェックしてみてください!
▶Next Commons Lab カンファレンス2023 〜ポスト資本主義社会をリフレーム(再構成)する〜
追伸。
さきほど帰宅し、着の身着のまま、録画しておいたミュージックステーションを鑑賞。今井寿の両手離し奏法、パワーアップして健在。ジャニタレどもの後ろでひっそりと分をわきまえすぎているおじさん達はとても素敵でした。苦手なTVに出てくれて、疲れた私をときめかせてくれて、ありがとうBUCK-TICK!
本ニュースレターのバックナンバーはこちらからご覧いただけます。
🐦 Twitter:@ayakoPizumi
🎧 無限塔の秘密:Spotify / Apple / Google / Amazon
☕️ 活動Link:https://linktr.ee/jediaya