こんばんは。はじめての確定申告を迎える時期なので、チマチマと作業をしていたら真夜中になりました…。前にもPostしましたが、確定申告コミュニティに入っているので、基本的なことを教わりながらなんとか作業したところ、どうにか無事に終わりそうです。よかった。
今日はだいぶしょうもない話です。
個人事業主には退職金がないので、「小規模企業共済」という国の制度があります。個人事業主の人にとってはよくご存知の制度ですが、なってみるまで全く知らなかった制度です。
小規模企業の経営者や役員の方が、廃業や退職時の生活資金などのために積み立てる「小規模企業共済制度」。掛金が全額所得控除できるなどの税制メリットに加え、事業資金の借入れもできる、おトクで安心な小規模企業の経営者のための「退職金制度」です。
上記にもある通り、掛金が全額所得控除になるので、税制上のメリットもあったりします。私は昨年に独立したのですが、今年から入ろうと思って手続きをしようとしているところです。
その手続きがものすごくオフラインでして、まず申込書が複写式の紙でしか受付してくれません。申込書を取り寄せるまでに2週間程度かかります。
やっときたので、記入して、窓口に行くことにしたのが先週。共済加入の受付窓口は別の組織に委託されており、ざっくりウェブサイトに書かれていたのが、「商工会議所」か「ゆうちょ銀行以外の銀行」の2種類でした。
まず銀行に行くのはなるべく避けたかったので、地元の商工会議所に行きました。それに商工会議所ってどんなところなのか、前職の仕事で東京商工会議所には行ったことがありましたが、地元のはなかったのでちょっと興味もあったというのもあります。
ところが、商工会議所に行って共済を申し込みたい旨を伝えると、やってきたおじさんが要領を得ないお顔をなさる。しばらくどこかにひっこんで、戻ってきたらなんと「申込用紙には銀行の受付印が必要です」と仰るのです。ウェブサイトにはそんな記載がなかったように記憶していたので、ちょっと意味がよくわかりませんと食い下がったところ、「昔は代理で銀行印を取りに行ったりもしてたんですが、最近はやっていません」とおっしゃる。そんなことあるかねと半信半疑でしばらく無言で佇んでいたのですが結論が変わりません。もう銀行の窓口も閉まっている時間になってしまったので、その日はそのまま帰宅しました。
そして本日。運良く仕事の空き時間ができて、銀行窓口のオープン時間中の14時頃には着きそうだったので、窓口のある銀行に出向きました(電車に乗って)。そうしたら特にお客さんがいるわけでもないのに銀行の入り口でちょっと待たされて、やっと係の人が来たと思ったら、「この共済の手続きには時間がかかるので、14時までにいらした方でないと受付できません」と言われてしまいました。時計を見ると14時2分。いやいや、ちょっと勘弁してください、14時前には着いてたしいま2分過ぎただけですよと食い下がったのですが、「事前にお電話頂きました?次回は事前に予約していらしてください」と仰るのです。
#銀行の窓口って予約して行くところだっけ?
私がなるべく銀行の窓口に行きたくない理由は、めちゃくちゃ簡単な振込とか納税をしに行っているだけなのに、一次受付した後に、おそらく私の個人情報と口座の取引履歴をしこたまチェックし、一切望んでいない金融商品を紹介するシミュレーションされた資料の準備に時間をかけていて、単なる振り込み処理に行ってるのに、かなりの時間を待たされるからなのです。
#営業されても秒で断るのに
#秒で断る人としてブラックリストに載せてほしい
ネットバンキングなら一瞬で終わる振り込みに、なぜわざわざ窓口に行くかというと、個人事業主一年目としては、健康保険や年金等の大金を振り込む際に、ネットバンキングだと領収書が出ないので、なんとなく不安だったために窓口に行くことがここ数ヶ月多かったんですね。
#特に国民年金を払い忘れていたので余計に領収書が欲しい心理
#ちなみに国民年金は、未納も含めて一括で払ったのにまた請求書が来た
#問い合わせたら、システム反映が遅いので行き違いですと言われた
#行き違いの請求書はその後2回ほど来た
#色々だいじょうぶか…
#どこの会社がシステム作ってるんだ
というわけで、さきほどのM銀行には毎度同じ仕打ちを受けるので、なるべく窓口には行きたくなかったのです。「手続きに時間がかかります」というのも、どうせ全てのお客様に余計な営業をするための時間がかかっているから、一人あたりの対応時間が長くなってるのだろうと想像すると、尚更行きたくなくなりました。が、共済には入っておきたいので、仕方ありません。次はいつ行けるかな、、
もちろん、どの銀行もこんな感じではないと思うので、預金を引き上げて別の銀行に切り替えようかなと思います。
このFinTech時代、銀行のテラーはおろか銀行自体も存在意義が問われ続けて早幾年、デジタル化の波によりリテール業務は加入者との直接的な接点が持てなくなるばかりで、何かしらの危機感があるのだと思います。テラーのいる窓口を持つ支店はどんどん少なくなっていくし、人を置くからにはそれなりの売上をあげようと一生懸命なのだと思いますが、なんとなく強化することの順番が逆かなぁと思ったりします。みんな忙しい中、おまけに代替手段が近所にない中で、15時までしか空いてないところをめがけて数少なくなってしまった支店めがけて足を伸ばしているのだから、門前払いはまずいんじゃないでしょうか。今回の私の場合はその日に処理できなくても無駄足になるだけでなんてことないですが、資金繰りが危ない人や手形の不渡りが起きそうな時にも同じ対応をするのでしょうか?
処理の速さとしては、郵便局を見習って欲しいものです。
#郵便局って処理早い
#ガンガン営業もしてくるけどそのために事前準備の時間をかけたりしない
新卒の就職活動のときに、超氷河期だったので、とにかくどこでもいいからと手当たり次第に企業を受けていたら、何故か銀行の内定が出たのを思い出しました。もし入行していたら、人生変わっていたんだろうなと思います。
#あまりに違いすぎて想像できない
#断る時、呼び出されてプレッシャーをかけられた
#時代ですね
そんなこんなで文句ばかり書きましたが、銀行に勤めている方は、世の中の変化にもぶつかりながら、こんな私みたいな客の相手をするのは大変だと思いますし、役所と同じでありとあらゆる人種が来ると思うので、本当にストレスフルな毎日だとお察しいたします。友人に銀行勤めは何人かいるのですが、みんな大変そう。健やかに頑張ってほしいです。
そして次回は気持ちよく無事に手続きできることを祈ります笑。
#もう営業しないでー
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