こんばんは。本日はPodcast「無限塔の秘密」にてお楽しみください(下方に埋め込んでおります)。このニュースレターでもお聴きになれますし、Spotify / Apple / Google / Amazonでも配信しています。
私は一橋大学大学院の楠木建先生を敬愛しており、ものすごいファンです。セミナーや本などはほぼチェックしているストーカーでもあります。ちょうど10年ほど前に、会社で立ち上げた新規事業に課題が多すぎたので、会社を休職して楠木先生のいる一橋MBAを受験しようかどうしようか、思い切ってご本人に相談をしたことがあります。
#一橋MBAは夜間開講ではないので、学生になるなら休職必至なのでした
なぜ休職を踏みとどまっているのかを聞かれたので、「事業運営で課題が多いから解決するために勉強をしてみたいけど、机上の勉強をしたいわけではない。営業の現場から離れたくない、現場感を常に持っておきたい」ということを伝えたら、
「営業っていう仕事は、事業をまるごと動かす総合力が求められますからね。現場が楽しいのは当然だけど、絶対うちで勉強すべき」
と言われ、なんだか営業にとっては、営業という仕事を賛美してもらったように感じ、泣きそうになったことがあります。
#結局現場を重視してしまって受験しなかった
#受験しても狭き門
#授業英語だしw
世の営業パーソンは、営業という仕事の面白さと難しさと奥深さを味わっていて、それを誇りに思っていると思います。受注すりゃいいわけではなく、事業全体を考えて、世の中に対して新しい価値の接点を中長期で健全に作りあげていく、顧客と話しができるように切り開き、顧客の悩みに対する洞察を怠らず、そして人の非合理の世界を波乗りしないといけない、非常にクリエイティブな営みです。ものすごく戦略的でもあるのに、ものすごくベタベタした人間臭さを追求することも必要だったり、数字から立体感を捉えたり、顧客のお悩みを事前に分析しまくったりと、奥も深く幅も広いので、なかなか一言では定義ができません。
#もちろん結果が出ないと評価もされない厳しい世界
しかし、営業なんていなくても売れるとか軽視されたり、営業という言葉だけで押し売りを連想されて忌み嫌われたり、成功報酬を条件に営業してこい(売れなかったら一銭もやらん)とか言われることもあります。
なので、営業そのものの価値をわかっていて、それを言葉にしてくれる人がいると、とても嬉しいんですよね。
前置きはこのぐらいにして、今日はとある生粋の営業パーソンと話をして、そこで感じたことを話してみました。営業そのものの話ではないので、どなたさまもお楽しみください。
本日の無限塔キーワード
バレンタインおみくじ
過去の成功体験のせいで目が曇っている
Yips
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