こんばんは。週末はいかがお過ごしでしたか?私は岡山で一泊して仕事して、今関東に戻る東海道新幹線です。さきほどスマホを見たら4,000歩弱しか歩いていないのに、そして会議もたった2時間で、ファシリテート係でもないのに、会議参加者の意見への怒りを抑えつつ笑、短い自分の発言時間に全霊で集中していたら、異様に疲れてしまいました。
30代はどんだけ出張で外泊してもへっちゃらだったのに、最近は疲れが抜けません。今回は特に夜の寒さにやられたようです。県北の夜を舐めてはいけません。湯原温泉だったので楽しみにしていたのですが、露天風呂のお湯が出なくて提供していないほど寒い。浴衣ペラペラだし、部屋に暖房はあれど、底冷えする寒さに凍えながら寝ました。
#湯たんぽ持参すればよかった
#でも旅館ってのは嬉しいものです
以前もPostしたのですが、今年度こども会議のコーディネーターの立場で、まちづくりの自分ごと化会議に(実験的に)加えてもらえることができ、今までの経験の延長線上にはない活動ができて、とても面白かったです。
今回の実験でわかったのは、会議のテーマであった「今後の教育のあり方」を考える際に、「こどもたちの本心を聞くということの意義に思い至らないのが普通だ」と思って取り組んでいかないと立ち行かない、ということです。
前回の会議では、こどもたちが自分を深く内省をしてみて、自分の本音を一生懸命紡いでくれた言葉を、勇気を持って、大人の前で発表してくれました。大人たちの一方的な議論で決めるのではなく、それを聞いた上で「教育のあり方」について改めて考えて欲しかったのです。
しかし、こどもたちの発表に対し、参加者が何を思ったかという感想を見たら、
・こどもたちの発想が内向きに見えたが、内向きなのではなく、コーディネーターの問いの立て方に具体性が足りないから、こどもたちが困惑しているのではないか。
・こどもたち全員が同じ抽象度・内容・方向性でまとまっている。優等生でよそゆきな答えだと感じた。
なんていう評価が書かれていました。
正直驚きました。何を思うかは個人の自由だし、ファシリテーターを否定するのは簡単ですが、あれだけ必死に紡ぎ出した生の言葉を、よく簡単に冒涜できるもんだなぁと。
もちろん、会議の運営の都合もあって、私が事前に大人に、こどもたちの発表の趣旨を説明しきれなかったせいでもあります。全員に意図が伝わりきれてなかったという反省のもと、今日の最後の報告会の場で、つまり何を言ってたのかを改めて翻訳する立場で出席しました。
今回は、こどもたちの発表や我々スタッフに対して、批評だけをしてもらいたいわけではなく、「こどもの言葉を聞いて(本心じゃないかもしれないけど、仮に本心だと信じて)、どう思ったのかを聞かせて欲しい」とお願いしました。「普段の生活の中では、こどもの本心を紡ぎだすことができていないのかもしれない」という懸念を感覚的に感じてみて欲しかったのです。
結果的に、
今回の発表が本音かどうか定かではないので、こどもの発表を踏まえて何かを意見することは私は控えたい
と最後まで言い続ける方がいて、小生、大変な力不足を感じた次第です。
#何を言ってもわかりあえない様子
#本音かどうか今すぐ聞いてこい
#私が全体ファシリやってなくてよかった
#キレてるかも
市井にはいろんな方がいます。私は福岡出身ですがほぼ関東圏に住み続けているので、近隣住民との距離が遠い生活をし続けており、”住民対話の現実”というのは全くよくわかっていませんでした。今回のように、予想外にシニカルで批評家的にマウントしてくる人もいたりします。でも、概ね会議は、構想日本のファシリテーターがハイスキルなので、それ以外は有意義な議論になり、参加できてとてもおもしろかったです。
こども発表への批評は、これからこの活動を強化していきたいと思っている私たちに対して、なんとなく洗礼を浴びた感じがしました。頭を冷やせばそう思われないようにするのが我々の役目でもあります。余計に腕を回したくなりました。そして多分そういう人とも、じっくり腰を据えて話す時間があれば、生産的な対話ももちろんできるんだろうなと思います。
#ただ、全然妥協しなかったんで
#サイコパスかも
今回の会議で意見として出したことを、どうやってまちの政策と自治に反映していくか、できる限りこども会議として支援ができないかなと思ったのですが、やはりローカルのことはローカルでやるのが一番だし、遠くからオンラインで繋がるといっても手触り感に欠けるし、やはり現場にいないと立ち上げ期はEffectiveではない。本当は株式会社こども会議(仮)の地域事業所をやりたいと言ってくれる人が現れて、そのまま村で立ち上がればいいのですが、”無理のない持続可能な取り組みとしてのしかけ”が何か足りない、”参加したくなる旨み”がないといけない、と思っているので、引き続きアイデアを考え続けていきたいと思います!
岡山県の柵原ふれあい鉱山公園にて、スタンド・バイ・ミーごっこをして、ひとしきりきゃっきゃと癒やされてから、帰路につきました。
ちなみに、これを見に行きました。昭和初期の電車が展示がされていて、超フォトジェニックです。しかも、まだ動くらしいんですよ!
厨二病としてはたまりません。
#同じような厨二病みたいな人達が、早口でブツブツ言いながら写真とってました笑
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