こんばんは。今日こそは早く寝たいと願いながら書いております。
さて、ニュースレター連続配信の初回にあたる#017にて話題にしたChatGPTですが、想像以上にその衝撃が世の中を駆け巡り始めました。ものすごいユーザ数になったらしいです。笑
これを使って論文書いたりとかする学生もいるらしく、本当に「学び」とか「能力」ってこれからどうなっていくのかなーと考えさせられます。
最近はスプレッドシートに呼び出して、自動で情報整理するとか、様々なユースケースを見つけてる方も多く、Twitterを見ていると興味深いです。
私はというと、リリースされた12月頭ごろにちょこっと弄るにとどまり、質問内容もしょーもない悩み相談ぐらいしかしておらず、真剣に活用するまでには至っておりません。対話型であるとか日本語対応であるところや自然言語処理(行間を読んだり)とか、本当に申し分ないのですが、AI特有のブラックボックス感がどうも否めないので、出てきたお返事を見て、「それほんまかいな」と思うと、急にテンションが下がってしまい、深追いする気が出なくなりました。あと、出てくる情報の鮮度も弱いなと感じたりもしました。
#やはり人と話したい
#昭和
それもそのはず、実は「情報の正確性は高くない」と中の人が認めているそうです。あくまでもChatGPTは「スムーズに人間と対話ができる」という部分を重視したモデルであり、「もっともらしく聞こえるが、回答内容が不正確あるいは無意味である」ということらしいです。
笑。これ、わかってて使ってるのかな、学生さん。わかってて使ってたらマズいですが、本当にChatGPTはもっともらしく嘘が表示されたりするので、自分が知らない範囲は鵜呑みにしないで頂きたいです。そして、「もっともらしく書く能力」って結構大事だったりするので笑、文章力含めて、AIに頼らずに自分で紡ぎ出せるように磨くのが一番だと私は思いますが、、どうでしょうか。
いいのみつけた。
ChatGPTには飽きてしまったのですが、日常使いできそうなAIがまた界隈でザワつきはじめていているので、ご紹介します。
こちらは、ChatGPTのように、「もっともらしい会話をするためのAI強化モデルを作る」ことを目的にして作られた機能ではありません。質問すると情報を4~5行でサマリにして答えてくれ、更に情報ソースも出すという、非常に論拠明快だなと思わせてくれるWEB情報の収集・要約機能です。情報が正確かどうかは自分で検証しないとわかりませんが、その検証のための手段を同時に提供してくれているので、知らないことを調べるときに、サマリ(概念)から教えてくれるとイメージするとわかりやすいかなと思います。概要把握を高速化できる武器になるかなと思っています。
また、次々に類似の質問候補が表示されるのもありがたいです。
ちなみに・・
ネットにプロフィールを晒していない割には、ちゃんと出てきてしまってびっくりしました。情報ソースが日本語なのに英語で正確に返してくるのはなんだか笑えますが、日本語対応してたりしてなかったり、そこらへんやや不安定です。そこはあまり問題ではないですが。
で、わざわざこのページにアクセスするのは面倒ですが、Chromeの検索アドレスバーにショートカット設定ができたりするので、Google検索で埒が明かない時とか、概要だけ知りたいという方は設定しておくことをオススメします。Chromeアドインもあります。
今のお若い方々の情報収集速度って本当にすごいので、こども会議などをやっているオバサンとしては、その体感覚を知っておくことは重要かなと思っています。最近会議をしていても、なんでもすぐ検索して答える癖がついてるこどもが多いなーと思っていたのですが、もうそれは当たり前だし、そういえば私もドップリそうなので笑、こどもにだけ自分で考えろとか偉そうなことを言っている場合ではありません。左脳寄りのことだけで言うと、オトナ側が出す問いの立て方がすごく重要になってきている、ということです。
検索しても答えが出てこない問いを提供して、いかに思考力を高められるか
(例えばChatGPTなどで作られた)不正確だけどもっともらしい情報に対し、間違いや矛盾をいかに論証し、真実を追求できるか
思考しながら同時に実行する意思を養う機会を、いかに提供するか
そんなことができる場になるよう工夫していきたいと思います。
久しぶりに日付が変わる前に送れて嬉しいです!ヽ(`▽´)/
明日は待ちに待った金曜日ですねー!駆け抜けましょー!!