こんばんは。さて今日で1月も終わりです。2023年の1/12が終わったということで…グラフにするとこんな感じです。
これはnotionのウィジェットなのですが、実は「Life」の線も出せる仕様になっていました。さすがにちょっと勇気がなかったので、私は表示しておりません。いやー、人生の終わりを何歳に設定して今を生きるのかなんて、おいそれと考えられませんよね…。もしかしたら早くあの世に行くかもしれないし、すんごい長生きするかもしれません。そのあたりの人生設計、みなさんどうされているのでしょうか。
老後資金2,000万円問題が話題になったとき、私もちょっと試算してみようかなと思ったのですが、それもちょっとゾッとしたので、一旦脇にどけました。
#少し現実を直視したほうが良い
2月はどんな月になるでしょうか。私は、3月に今の業務委託のお仕事が一旦区切りになる事案もあるので、4月から何をしようか、気ままに考えようと思っております。新しいことを始めたり、新しいチャレンジに出会うのはワクワクします。
というわけで、ちょっと手伝ってよ〜というお仕事のお話、この話噛まない?という謎のお誘い、もちろん遊びのお誘いなどなど、お待ちしております!いやー、やはり自分の時間の大きな割合を占めるおしごとは、やはり基本的に楽しくしたいですね。
先週ですが、Books&Appsの安達さんのツイートで、思わず保存してしまったものがあります。

「今までのやり方に固執して柔軟性が低い」って、本当によくあるよな、と思います。私は、会社員は卒業しましたが、組織と契約して組織の中で仕事していることが多いので、転職した状況とほぼ同じ境遇になることが多々あります。なので、このツイートはちょっと耳が痛いというか、身に覚えがないわけではないというか、自分を見つめ直すいいきっかけになりました。
私には会社員時代に思い入れのある事業が一つだけありまして、仲間にも恵まれ入魂し続けたこともあり、うまくいくことばかりではありませんでしたが、その時の成功体験が無意識に顔を出して固執してしまうことはよくあります。その内容が合ってるか間違ってるかは別にして、です。
あと、いろんな出自の方とお仕事させて頂いていますので、中には既に転職してこられている方も大勢いらっしゃいます。みなさんそれぞれ独自のキャリアを積んでこられて、自信もお持ちですし、精一杯やってきた自負もあるからこそ、必要以上にやり方やセオリーに固執する場面が見えると、ちょっと残念だな〜と思うこともあります。
#自分は棚上げ
もちろん、過去の実績を大いに買われているから転職できているのであって、それが一概に悪いと主張するつもりは全くありません。
ただ、やはり新しい場における「塩梅」ってものがあるよな、と思うのです。
組織の体力とか文化とかケイパビリティって、世の中に同じものは一つとしてありません。ですが、「前職ではこれはこういう風にやってきたから、こうするのが普通なのに」とか、「こんなの当たり前にあって当然、なぜないんだろう?」とか、「この常識がここでは通用しない、ひどい組織だ」などと、頭を悩ませている様子をお見受けしたりもします。
#周囲の人達も頭を悩ませているけども
ただ、言わずもがなですが、なにもかもが違って当然ですので、頭ごなしに否定したりマウント取ったりするのは、まったくもってナンセンスです。基本的な人への敬意に欠く態度でもあるなぁと思います。実力があっても、同僚から煙たがられしまったりして、それが徐々に、「パッとしない」に繋がってしまうのではないでしょうか。
空気を読むべきだということを言いたいわけではありません。ただ、その組織には前の職場にはない良いところが絶対にあるはずで、そこだけ見ていりゃいいんじゃないかと思うんです。「出来てない」と思う箇所は、あくまで自分のそれまでの経験と、そこから培った視点と価値基準だけで「出来てない」と思っただけに過ぎず、その”レベル感”のことが本当にその組織や事業に必要なのか?ということを最初に自問した上で、それでも本当に必要だと思ったら、フラットに健康的に、決して目くじら立てずに提案することが大事なのだろうと思います。
#無理にへつらわず
#人を責めず
#素朴に
#前を見て
人間というのは、自分を肯定しないと立っていられない生き物だと教えられたことがあります。だから、自分は正しいと思いたい、信じたい。それが蔑ろになるのは許せない。正義感が強い、真面目な人ほどそうなりがちです。
ただ、信じるべきは、やってきた結果というより、自分がやってきた過程そのもの、だと思うんですね。
#ちょっと、ブルース・リーのパクリですが…笑
正論を振りかざすだけでは、人は賛同してくれません。信頼関係ができていなかったり、安心安全ではない環境だとなおさらです。
しかし、ここでまた話が更に覆りますが、本当はそんなことに気を使わなくてもよい集団が一番強い、という考え方があります。こんなツイートもありました。
自分の意見を言ってもまわりにバカにされず、罰せられたりすることはない。
だから、思ったことを言っていいんだ。
そう思える状態のことを、「心理的安全性」という。
最近よく聞く心理学用語だ。
「経験がないくせにわかった口をきくな」
「女が偉そうに」
「外人がいるとやっぱ面倒だな」
「黙っておけばいいのに」
「せっかく意見がまとまったのに協調性がないやつだ」なんていう人がいれば、だれも自分の意見は言えなくなる。
そういう人がおらず、自分の意見を受け止めてもらえる確信があってはじめて、「でもこれはこうじゃないですか?」と言うことができる。
つまり、新しい人を受け入れる側の組織状態が一番大事ということなのかもしれません。正論を振りかざす人がいても、マウントしてくる人がいてもいい、どんと来い、なんでも言うがいい、ぐらいの精神状態になっていれば、それはものすごく強いですよね。想像しただけでワクワクしてきます。どんな人でも気を使わずに、思ったことを言うことが良しとされる組織文化。見掛け倒しの心理的安全性ではなく、本当に言い合える関係性。
作りあげるのは相当難しいでしょうし、どうやって作るか全く想像がつきませんが笑、これからの時代のマネジメントは相当難しくなるか、または全く新しい考え方にシフトしないと、多様な人が集まってこないし、集まってきても豊かな組織にはならないだろうな、なんてことを思いました。
今回は自戒の意味も込めて書きました。書いておかないと忘れてしまうので。
どんな人でも、思い切り、フルパワーを出せる素敵な組織が日本中に増えるといいなと心から思います。