こんばんは。実はお仕事でもニュースレターを送ることになり、今日はこれが執筆2通目です。お仕事の方では、割と老舗の海外のサービスを使うことにしたのですが、やはり操作に慣れていないため、色々戸惑いつつ作成していたらまたこんな遅い時間になってしまいました。
#操作感はSubstackに勝るものなし
#クセはあるけど
#舶来品はおおむねクセが強い
#むしろ逆に日本がクセだらけなのでは?
今朝起きてSNSをチェックしたら、知り合いがシェアしていた動画にすごく胸が締め付けられたので、みなさんにも紹介します。
My Way
最近のお若い方々はわかりませんが、聞いたことがない人はいないんじゃないかと思われる「My Way」。ポール・アンカ作詞、クロード・フランソワ作曲。歌手フランク・シナトラの曲として有名です。
シェアされていたのは、My Wayを三大テノール(The Three Tenors)が歌っている動画で、既に鬼籍に入っているルチアーノ・パヴァロッティとのフュージョン演奏でした。
My Wayなら知ってるよ〜!という方も是非御覧ください。
私は、「My Way」というタイトルだけで、曲の内容を大きく誤解していました。自信に漲っているメロディラインとそのタイトルから、「この世はオレのもの、オレなりに生きていけばいいのだ」というような、ややジャイアン的(注:旧世代ジャイアン)な曲なのかと思いこんでいて、一昔前の世代の人達が自信満々に歌う曲なんて全く興味が湧くことはなかったし、どちらかというと嫌いな部類だったのですが、日本語字幕を見て驚きました。
全然、意味が違うじゃないですか!
そろそろ寿命が見えてきた人が、過去を振り返って、「色々あって、頑張ったことも失敗も困難なことも沢山あったけど、無理もしたけど、どうにかやったと言えるよね、自分なりに」という、自分の弱さを直視しつつ、でも迷いながらも自分自身を生きてきたことに自ら納得できたよ、という歌詞だったんですね。
人生の落とし前をつけた感。
し、締め付けられる!!
更にこの動画は、まさに寿命を意識せざるを得ない年代の方々が歌っていらっしゃるし、ひとりは天国からだし、説得力がハンパなく、感動もひとしお。。
なんとなく今の時期にこの歌詞を知ることができて、ありがたいなと思います。
英語もシンプルなので、読める方は原文で是非味わってください。
#私は日本語で理解
And now, the end is near
And so I face the final curtain
My friend, I'll say it clear
I'll state my case, of which I'm certainI've lived a life that's full
I've traveled each and every highway
And more, much more than this
I did it my wayRegrets, I've had a few
But then again, too few to mention
I did what I had to do
And saw it through without exemptionI planned each charted course
Each careful step along the byway
And more, much more than this
I did it my wayYes, there were times,
I'm sure you knew
When I bit off more than I could chew
But through it all, when there was doubt
I ate it up and spit it out
I faced it all and I stood tall
And did it my wayI've loved, I've laughed and cried
I've had my fill; my share of losing
And now, as tears subside
I find it all so amusingTo think I did all that
And may I say - not in a shy way
"Oh no, oh no not me
I did it my way"For what is a man, what has he got?
If not himself, then he has naught
To say the things he truly feels
And not the words of one who kneels
The record shows I took the blows -
And did it my way!Yes, it was my way
そしてこのMy Wayですが、いろんな方にカバーされています。みんな、好きなんですね。
ちょっと調べたところ、私の大好きなニーナ・シモンほか、なんとなんとセックス・ピストルズのシド・ヴィシャスまでもがソロでカバーしている事実が判明。
・・・
強烈な不安を感じつつ聞いてみましたが、これはこれで私は全然アリで、パンク全開だし久しぶりにシド節を聞いて昔を思い出してエモいのですが、懸念は フランク・シナトラ怒らなかったのかな、という点です。ややディスってる感あるし…。
でも結局シドはこのカバーののち1年もしないうちに21歳で死んでしまったので、ある意味、歌っておいてよかったのかもね、という気持ちになりました。
セックス・ピストルズといえば、私は中2のときに軽音でコピーしたバンドの一つなので、非常に思い入れがあります。ま、中2時代はとにかく色んなものにかぶれており、ピストルズもその一つ。「Anarchy in the U.K」というピストルズの超代表曲をコピーしたのですが、言い忘れましたが女子校でしたので、だいぶサイケデリックでまさにアナーキーなバンドを学校で組んでいました。
#筆舌に尽くしがたい
私の英単語の知識は、勉強で覚えたというより海外のアーティストの歌詞を調べるところから蓄積してきたのですが、もちろん「Anarchy」も調べました。
「おー無政府状態!?(よくわからんけど)かっこいい!」
と無意味に感動し、以降はひたすら無意味に社会に反抗するスタイルを取り続けて今の私があります。
#私の反骨精神って実は中身がないのかも
#こじらせているというか厄介すぎるというか…
#友達少なそうだけど、オタクなやつはだいたい友達
なお、Anarchyは「無秩序」「無法地帯」とかのほうが理解しやすいかと思います。つまり、混沌ですね。
Anarchy in the U.K. を聞いたことがない方はこちらからどうぞ。一応、一般教養の部類に入るものと思っております。今みてもセンスの塊です。
彼らが後世に与えた影響といったら、計り知れません。甲本ヒロトなんて、わかりやすいですよね。シドを見ていたらヒロトに見えてくる笑
今日はMy Wayからピストルズまでをお送りしました。話がぶっ飛んでるようにみえますか?いやいや、これ結構繋がってるんですね。My Way も Anarchy in the UKも、表現方法は恐ろしく違うけれど、根底に流れているものは同じだと、私は思っていますよ。
ちなみに、あとで調べましたが、フランク・シナトラはシドのコピーを見ても、全く怒ってなかったそうです。
最高。いいですね(^^)
私も、I did it my way !と言える老後を送れるよう、精進いたします。
明日は金曜日。一気に駆け抜けましょー!!おやすみなさい
シドヴィシャスのマイウェイ初めて見ました!
メガデスのアナーキー in the UKもいいですよ^^
https://www.youtube.com/watch?v=TTqC6RAzexM